言葉の習得方法

ある言葉を自分がいつ覚えたのかを記憶している人はどれだけいるだろう。
例えば、僕は「複雑」という言葉をいつ覚えたのか自分でも覚えていないのだが、小学生の時ぐらいにある日気が付くと「複雑」という言葉を話や文章に使うようになっていた。

人間は、言葉を最終的にはイメージで脳に格納している(と思う)。「複雑」という言葉は辞書的には

[名・形動]物事の事情や関係がこみいっていること。入り組んでいて、簡単に理解・説明できないこと。一面的ではないこと。また、そのさま。「―な仕組み」「―な手続き」「―な気持ち」「―な笑い」⇔単純。
「―し矛盾した心の経験は」〈藤村・新生〉 goo辞書より

であるが、これをこの通り記憶して使っている人はいないだろう(もちろん法律のように文章をそのまま記憶しないといけないものもあるが、その文章を構成している単語たちは最終的にはイメージで脳に存在していると思うのだ)

なので、単語を覚えて使うためには自分の中にイメージとして取り込むのが一番である。

僕は「超○○」という言い回しを使うことができるようになったのは結構最近である。単純に「これ以上になったら「超」だ」というところが自分の中にイメージできていなかったからだろう。同様に最近は「ガチ」が使えない。語源「ガチンコ(真剣勝負)」を考えると単に「超」と置き換えられるものではないし、何がどう「ガチ」なのかがよく分からない。

そんな僕だが、最近「ガチ」という言葉を初めて使った。

今、JWAVE聴きながら仕事しててガチで「何が聖なる夜だよ…」とつぶやいてしまったので俺はもうダメかもしれん。

http://twitter.com/bonnie_yt/status/6704766809804800

うん、これなら「ガチ」だ。納得した。