2012-01-01から1年間の記事一覧

こどもの時間

あけましておめでとうございます。今年も細々と続けていきますので、よろしくお願いします。(いきなりですが、まったく新年とも年末とも関係ないエントリです)先日、twitterでDMをもらった。結構前にフォローした記憶のあるアカウントだが、リプライなどの…

輪廻というシステム

死者の「魂」の存在を信じるか。 一般的には、それは存在するとされている(信じるかどうかの話ではなく)。お盆などの風習があるのはそのためだ。火葬という行為で生命の依り代である肉体を復元不能な状態にしていながら、それでも魂の存在を信じる、それが…

出来損ないだった兄より

正直何を書いたらいいのか分からない。書くことによって自分自身にどんな変化があるのかも分からない。前向きな気持ちになれるだろうかというとそうは思えないでいる。結局、悔いが残っていることをログに残すだけになるような気もする。だが、書く。今はそ…

出来損ないだった兄より

正直何を書いたらいいのか分からない。書くことによって自分自身にどんな変化があるのかも分からない。前向きな気持ちになれるだろうかというとそうは思えないでいる。結局、悔いが残っていることをログに残すだけになるような気もする。だが、書く。今はそ…

夜の高速バスで見知らぬ青年とすれ違ったこと

最終のバスに間に合うように小走りで急いだのだが、いつものようにバスは少し遅れて来た。 バスのタラップを上がりながら、定期はコートの左右どちらのポケットに入れただろうかと探していたら、ふと一番前の座席に座っている人が目に入った。 まだ若い。20…

しあわせのかたち

「ドレミの歌」という歌がある。 映画「サウンドオブミュージック」の作中で歌われた曲で、日本でもよく知られている。 子どもの頃、歌の本などでこの曲を見かけるといつも気になることがあった。 子ども向けの本では、歌に関する挿絵が載っていることがある…

モノクロ写真

昔、東京で働いていた頃のことだが、メトロの駅にとあるポスターが貼られていた。 メトロの自社広告なのだが、いくつかのバリエーションがあり、どのポスターも古き良き時代の都内の写真が大きくトリミングされ、 「山や川があるところだけが、ふるさとじゃ…

思い出と、思い出の料理と

僕は、週末にはよく料理をする。普段ほとんど趣味の無い人間だが、料理をしていると色々なことを(その時だけは)忘れて没頭することができるので、気分転換にもなる。 あとは、喜んで食べてくれる人がいるというのも理由の一つだ。独身の頃もずっと自炊をし…

すばらしい

印刷は人間の目の錯覚を利用した技術である ということを社会人になりたての頃に勉強のために読んだ本で知った。 技術的な内容なのだが、とても感銘を受けたのを覚えている。 今日、網点を見ていてそのことを思い出した。 考えてみると、日常的に五感が受け…

埋めがたい断絶

お盆休み中、久しぶりに子どもと長く過ごした。普段はあまり家にいつかない父親なので何をしようと思っていたが、家内から 「夏休みの宿題をみてやって」 と言われたので、やってみることにした。宿題の大物は二つ残っていた。 ・読書感想文 ・工作 結局2日…

寝技

※オリンピックの柔道を観ていたら昔mixi日記に書いたエントリを思い出したので転載する。 - 仕事上、いろいろ変わったものを作ることがあるが、今回来た依頼もなかなか変わっていた。 「寝技の解説」だ(柔道の)。 ある私大の柔道部員がまとめた技のワンポ…

遺伝と気質

※子どもが描いたこいのぼり。ミロのような色使いだと思うのは私だけだろうか。先週、初の家庭訪問があった。どうだったのか気になってはいたのだがその日も遅く帰ったので家内に翌日様子を聞いてみたところ、 「基本、受け身です」 と先生に言われたと言って…

去年の今日

「去年の今日は誕生日だった」 というつぶやきをしてみたが、誰からもリアクションが無かった。こんなツンデレな言い方をしたので当然なのだが。 Facebookでは多くの人にメッセージをいただいた。ありがとうございました。去年の誕生日は、本当に忘れていた…

サインの意義

前に、知り合いがある作家のサイン会に行ってきたと言っていた。 郊外の大きなショッピングモールで開催され、100名ぐらいが来ていたとのことだった。割と有名な作家である。 それを聞き、そういえば僕にはサインが欲しいと思うような人は誰かいたっけか?と…

今日の日記

9時半に起きた。昨夜は仕事から帰って子どもと風呂に入った後に寝かしつけていたら一緒に寝てしまっていた。最近土曜はこのパターンが多い。キッシュの残りとコーヒーで朝食。テレビでは特番をやっている。 子どもと、最近お義母さんに教わったという編み物…

目下の小ネタ

まったくブログのネタが無いミニブログに小ネタがいくつかたまったので試しにまとめてみる(そもそもこのブログ自体が小ネタみたいなもんだが)。■素材集モデルクロニクル webコンテンツによく登場する素材集モデルのクロニクルをブログに書きたいと前から思…

バレンタインデーの翌々日に思う

父が死んだ日の夜、父のいる部屋の火を絶やしてはいけないとのことで兄妹揃って枕元で番をした。夜も更けた頃に妹が「もっと親孝行すればよかったよ」とぽつりと言った。おそらく答えを求めての言葉では無かったのだろうが、僕は「親孝行ってのは何かをして…

カーネーションのキャスティングが狙い過ぎな件

現在のNHK朝の連続ドラマ「カーネーション」は毎日欠かさず観ている。大変面白い。戦前〜戦後の岸和田を舞台に、ヒロイン糸子が腕と先見性で洋裁屋を築き上げ、もり立てていく。糸子が時代と時に戦い、時に上手にやり過ごしていく、そんな姿に好感がもてる。…

カリカチュア的な

Facebookを見てたら、こんな画像が上がっていた。 広告業界のそれぞれの役割の人たちが他の役割の人たち(自分を含めた)にどういうイメージを持っているかというのを面白く紹介している(掲載元はこちら)。僕が見たときで7500以上「いいね!」が付いていた…

「きのうの料理」

何かが「できる」人は、その何かが「できない」人がなぜそれができないのかという理由が分からなかったりする。ちょっと前に料理の写真をinstgramでアップしたら、すごいというコメントがついたので、「切って炒めただけだ」と返答したら、「その切って炒め…

「機能(できること)」と「使い方(ユーザ体験)」について

ここ数日、新しいwebサービスPinterestの話題をいくつかの記事でみた。アメリカ発のサービスで、オンラインピンボードサービスのSNSだそうだ。*1 オンラインピンボードと言われてもにわかにはピンとこないが、上記のページではこう紹介されている。 ごく簡単…

退化に見える進化

もう結構前になるが、こんなつぶやきをした。 .bbpBox{background:url(http://a1.twimg.com/images/themes/theme14/bg.gif) #C6E2EE;padding:20px;}Second Lifeは廃れてtwitterは台頭した、という現象は面白い。コンピュータの未来を漠然と考えたときに真っ…

パブリックアート

子どもと公園を散歩していたら、地面に何かが描いてあった。 迷路の道のようでもあるし、子どもの頃やった「ガメ」という遊びの後にできたような陣取りの跡のようでもある。とりあえず道ということにして「踏み外さないように」子どもと歩いた。 途中いくつ…

先生にお会いしたこと

先日、大学時代の恩師に会いに行った。 お会いするのは大学卒業以来で実に15年ぶりであった。せっかくUターンしたので一度ご挨拶に伺いたいと思っていたのだが、ようやく実現した。 先生とは卒業してからも毎年年賀状のやりとりをさせてもらっている。僕は大…