出世魚というものについて
出世魚、と呼ばれる魚がいる。
成長過程において呼び名が変わる魚のことで、有名なものではブリなどがそうだ。
例えば関東では、稚魚から成魚まででワカシ → イナダ → ワラサ → ブリと呼び名が変わる。〜wikipedeiaより〜
(山陰では、ショウジゴ → ワカナ → メジロ → ハマチ → ブリ、だそうだ)
これを人間で考えてみるとだ。
例えば中学生がゲーセンで恐喝されたら、「カツアゲ」である。
が、僕が巣鴨で恐喝されてたら、「あ、オヤジ狩りだ」と言われるだろう。
前に家の近所の歩道を歩いていたら、後ろから自転車の呼び鈴が聞こえたのでちょっと右によけたところ、50〜60歳台のおじさんが自転車でふらふらと通っていった。
すれ違いざまに軽く僕の腕に当たったのであるが、その後に振り返って
「ニイチャン、死にたいのか!」
と言ってまた走り去っていった。
いや、死にゃあしないだろう、と思ったのだが。