次世代への継承について
このまとめを読み色々と思うところがあったが、とりあえず昔mixiに書いた日記を引用しておく。
二代目DJ OZMA襲名の記事を読み、思い出したことがある。
「リングの魂」かなんかだったと思うが、新年の特番で「今年のプロレス界を占う」というお題に対してゲストの一人の水道橋博士が「ジャンボ鶴田、"二代目ジャイアント馬場"襲名」と回答していた。
それは面白い案だと思っていたのだが、その年にジャンボ鶴田は病気で逝去してしまった。
もしそうなっていたらプロレスも伝統芸能みたいになっていたのだろうか。
「ジャンボ鶴田」も名跡の一つになって、そうすると成駒屋の中村児太郎→福助→芝翫→歌右衛門みたいな出世ラインができたりとか。あるいは保守派のファンが「鶴田は16文ないから馬場にはふさわしくない」と物言いをつけたりとか、必殺技も継ぐとか(鶴田を襲名するからにはジャンピングニーを得意技にしてほしい)、いろいろな想像がふくらむ。
もし実現していたとしたら、名跡の最高位はなんだろうか。やはり「ジャイアント馬場」か「力道山」だろうか。
また、歌舞伎みたいに、団体ごとに最高位が存在するのもいいかもしれない。全日の最高位は「ジャイアント馬場」で、新日の最高位は「アントニオ猪木」とか。※加勢大周は存命時に二代目襲名をしようとしたからうまくいかなかったのだろうか。
この後日記のコメで、調子にのって「そうです。エメラルドフロウジョンを決めたら、「いよっ! 三沢屋!!」と掛け声をかけなければいけません。」みたいなことも言っていたのだがそれは置いておくとして、やはり「継承(役割の)」という過程からは多くのドラマが産まれるので、それはたいへん面白い。そしてそれを真に楽しむためのは、「育成(次世代の)」という行為に加担するのが一番なのである。