目下の小ネタ
まったくブログのネタが無いミニブログに小ネタがいくつかたまったので試しにまとめてみる(そもそもこのブログ自体が小ネタみたいなもんだが)。
■素材集モデルクロニクル
webコンテンツによく登場する素材集モデルのクロニクルをブログに書きたいと前から思っていた。価格と使い勝手の良さで長らく君臨してきた「素材辞典」幕府に「日本人っぽいアジア系モデル」を多数揃えた黒船(シャッターストック)が開国を迫るという背景を下敷きに、幕府の中でも長らく続いた「ヒゲと眼鏡とサスペンダーのあの人」「笑顔のテレオペのあの人」の時代から「未来のリーダー編のあの人」へと覇権の変遷を追う。さらに最近は「サラリーマンと言えばオレでしょ」の人やポンパレの温泉バナーで一躍スターダムに踊りでたあの人からも目が離せない。転載しながらやったら問題になるだろうから、文章でしか書けないのが残念だ。この企画はぜひタモリ倶楽部(もしくはカノッサの屈辱)で実現してほしい。*1
(そういえば前に仕事で素材集の女性のカットを使ったら客先がその女性をいたく気に入って他の企画にも出演してほしいから紹介してほしいと言われて困惑したことがあったっけ)
雑誌の広告に載っていた女性に一目ぼれしたら、実はそれは素材集の写真だったっていうデジタル社会ならではの悲恋を思いついた。
まさにこれだ。
■人間讃歌
- 作者: 筒井康隆
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1989/09
- メディア: 文庫
- クリック: 3回
- この商品を含むブログ (15件) を見る
■言葉の体温
芸スポまとめblog : 【音楽】「歌詞が支持されている曲」 1位GReeeeN「キセキ」、2位ORANGE RANGE「花」、3位ケツメイシ「さくら」 - ライブドアブログ
"ものすごく残念な話なんだけど、今のリスナーっていわゆる文学的な比喩を含んだ歌詞とかを理解できないんだって。
好みじゃないとか流行じゃないとかでなくて、本当に意味が理解できないらしい。例えば「汽車を待つ君の横で僕は、時計を気にしてる・・・」
なんてのが、初春の別れの日の情景を切り取ったものだということが読み取れないわけ。
「去年よりずっときれいになった」なんて言われても、それが別れとどう繋がるのすら理解できない。だから「二人は今日でお別れだね、まだ好きなんだけどしょうがないよね、いままでありがと、でも好きだよ」とか
なんの捻りもないというか、捻りを入れない歌詞にせざるを得ないらしい。"
僕は宇多田ヒカルの「光」という曲がすごく好きで、中でも“テレビ消して私のことだけを見ていてよ”という部分が特に好きだ。
「テレビ消して私のことだけを見ていてよ」ってこれほど血の通った歌詞をまだ他に見たことがない。
この曲は視点が突然女目線になったり男目線になったりするので、曲の中で語られている物語を理解するのが難しい。しかし極端なことを言うと“テレビ消して私のことだけを見ていてよ”という一節だけでだいたい二人の今いる関係性は想像することができる。そこがすごいといつも思う。*2
こんな感じでよろしかったでしょうか?